渦電流探傷器(Windows対応型)
当社が長年培ってきた実績と経験から生まれた保守検査用多重周波数 / 多チャンネル型探傷器の最上位機種です。この検査器はWindows OSを搭載したパソコンでマウスにより操作することで、初めてお使いの方もわかりやすく短期間でマスターできます。またデータ収集後に位相角度や振幅値も表示でき、報告書が簡単に作成できます。オプションで遠隔操作がができるタブレット型のリモートペンダントをご用意しております。
本検査器は独立した4プローブ分の励磁検出回路を持ちます。時分割方式は最大4時分割まで可能です。各時分割につき最大3周波数の同時励磁が可能で、各々個別に試験周波数を設定できます。これらを組み合わせることで、あるときは3重周波数の探傷器として、またあるときは4チャンネルの単周波探傷器として使用できます。また、感度や位相器、ノイズフィルター機能はそれぞれ個別に設定可能です。
あらかじめ人工欠陥から求めた波形データを入力することにより減肉曲線を作成、実際に検査した波形から欠陥の種類と深さを解析し、チャートに表示することができます。
検査信号は、リアルタイムで市販のチャートレコーダーへ出力できます。検査開始と連動してチャートレコーダーを動作させることも可能です。(当社動作確認済みの機種に限る)
パソコン単体では再生モードで立ち上がり、現場などで取り込んだ波形を再解析をしたり、別のアプリケーションへ画面を貼り付けするなどの操作が自由にできます。
高所作業などでプローブを挿入する作業員と渦電流検査器が離れているときに遠隔で操作できるリモートペンダントです。「バランス」「スタート」「ストップ」などの操作ボタンや「プラグ」「不入」「異材」「未検査」などの内挿プローブが挿入できなかったときのタグ付け用ボタンをタブレット上で操作できます。探傷器本体のPCとは無線接続のため、検査作業の邪魔になりません。
最新の Adobe Acrobat Reader は https://www.adobe.com/jp/ からダウンロードしてください。