プラント設備の現場で

発電所での熱交換器の保守検査器として多周波・多チャンネル探傷器EddyStation MWⅢが使われています。
複数チャンネルによる演算機能や評価曲線を使った解析機能など熱交換器の保守検査に必要なさまざまな機能が搭載されています。

構成イメージ

渦流探傷器でできること

火力発電所や原子力発電所、工場の冷凍機などの銅管やステンレス管の熱交換器の減肉や欠陥を、内挿プローブを使って検査します。
1回の検査で何千~何万本ものパイプの検査をすることもあり、高速で検査ができる渦流探傷器が使われます。
ただし、鉄鋼管などの磁性材パイプの場合は、磁気ノイズによる影響があるため検査が困難です。
検査前に、検査するパイプと同等の試験片を用意し、疑似欠陥を用いて評価曲線を作成します。これを使って検査時に内外面判定とおおよその減肉率を算出します。また、熱交換器のパイプはバッフルプレートと呼ばれる鉄板に固定されており、こちらにも渦電流が流れるので検査の邪魔をします。これを回避するために、内挿プローブに複数の周波数をかけてバッフルプレートの信号だけを除去する演算を行います。
オプションで遠隔操作が可能なタブレット型のリモートペンダントもご用意しております。

遠隔操作が可能なタブレット型の
リモートペンダントもご用意

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