プラント保守検査EddyStation SWⅢ

渦電流探傷器(Windows対応型)

渦電流探傷器とは

この検査器は、Windows OS上で動作する単周波数型渦電流探傷器です。パソコンと本体をLANケーブルで接続し専用のソフトを立ち上げると渦電流探傷器になります。マウス操作が主体で、さまざまな表示や波形の拡大ができ、採取した画像やデータは他のアプリケーションでも利用することが可能です。
電源のない現場でも使えるバッテリー駆動タイプもオプションでご用意しています。

主な特徴

ノート型パソコンとの組合せで使い方はいろいろ

Windows上で動作するため、操作はマウスやキーボードで行ないます。また、データ収集後に、位相角度や振幅値も表示でき、波形や設定条件などを別のアプリケーションで扱うことが可能です。検査報告書などの作成に威力を発揮します。
波形表示はストレージ機能を搭載しており、ブラウン管画面のように滑らかに波形を表示できます。
アナログ出力(BNCコネクタ)を搭載しているので、チャートレコーダーへの出力も可能です。
専用ソフトは、Windows 10 以降に対応しています。
AC電源タイプ、バッテリー駆動タイプ(オプション)を選択できます。

高速サンプリング

最大50kHz(50,000ポイント/秒)という高速サンプリングで描画させることができます。高速で検査する場合でも、波形のピークポイントを逃しません。

報告書作成にご利用いただけるよう様々な波形表示モードを搭載

探傷結果はUSBメモリなどの外部メモリを介して、パソコン(Windows)上の専用ソフトを使い測定結果を閲覧し、報告書用のデータを作成することができます。
波形表示は、XY表示、XY極座標表示、VT表示、VT+XY表示の4種類から選択できます。

簡単な波形の解析が可能

2本のカーソルを操作して目的の波形のX軸振幅電圧、Y軸振幅電圧、ベクトルピーク電圧、位相角度を数値表示することが可能で解析する場面でも活躍します。
また、位相回転機能を使って、記録した波形データの位相を変更することもできます。

Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

仕様

型式 EddyStation SWⅢ
検査方式 電磁誘導法
プローブ形式 自己誘導形/相互誘導形
励磁 単一周波数型、自己誘導形/相互誘導形 (いずれかを選択)
試験周波数 500 Hz ~ 2 MHz (有効数字上位2桁で設定)
感度 0.0 dB ~ 80.0 dB (0.1 dB ステップ)
位相 0.0 deg ~ 359.5 deg (0.5 deg ステップ)
ブリッジ
バランス
電子式オートバランス、固定/追従式バランス (切り替え式)
LPF 50 Hz ~ 2500 Hz、24 dB/oct (有効数字上位2桁で設定)
HPF OFF, 1 Hz ~ 500 Hz、24 dB/oct、または 12 dB/oct (選択式)
サンプリング周波数 0.1、0.2、0.5、1、2、5、10、20、50 kHz
記録媒体 OSがサポートしている媒体に記録できます
印刷 OSがサポートしているプリンタに出力できます
対象OS Windows 10 以降
推奨PCスペック インテル Core™ i5以上
外部インターフェース LAN
アナログ出力 X、Y出力 DC±10 V (BNCコネクタ)
表示器 ノートパソコンによる液晶表示
動作環境 周囲温度: 0 ℃ - 40 ℃(本器のみ)、湿度: 10 % - 85 % (結露無きこと)
寸法 幅: 210、 高さ: 88、 奥行: 280 mm (突出部含まず)
重量 約3.2 kg (本器のみ)
電源 AC100 V ±10 %、50 / 60 Hz
バッテリー:DC 12 V、 2 A(オプション)
消費電力 約 30 VA
付属品 電源ケーブル、プローブ用7ピンプラグ、BNC-BNCケーブル、LANケーブル
ノートPC

Windows は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

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