インフラ保守検査SPEC-01
鋼板腐食検査器
橋梁や港湾の矢板、プラントのタンクの側板及び天板など鉄鋼構造物に発生する、腐食による減肉板厚を推定する検査器です。
持ち運びに便利なキャリーケース型で、バッテリー駆動するので現場検査に最適です。操作は単純で、どなたでも簡単に検査ができます。ケレン処理などの前処理が必要ないため、短時間で検査を実施できるのでコスト削減に貢献します。

主な特徴
時間とコストを削減
- 板厚の推定ができる
- 検査時間は数秒
- 前処理が不要
- 操作が簡単
- バッテリー駆動
- 水中でも使える
準備→検査→解析が
短時間でできるので
コスト削減に貢献!
新しい検査手法を採用
NETIS登録番号:KK-220042-A
(NETISの紹介ページはこちら)
鉄鋼構造物の減肉板厚を推定できる新しい磁気検査器です。超音波では困難であった錆の上からあるいは樹脂などのライニングカバーの上からでも、鋼板の表面・裏面腐食による減肉板厚を推定できます。また非接触で検査できるので水中でも貝殻などの付着物に関係なく短時間で検査ができます。
※本機器は、岡山大学
塚田啓二教授が研究開発した極低周波渦電流探傷法(ELECT)を使用しています。
ELECT (Extremely Low frequency Eddy Current
Testing) [特許第6551885号,特許第3896489号]


わかりやすい検査画面
操作は非常にシンプルです。検査前に3つの操作をするだけですぐに検査を開始できます。
対象材の健全部でキャリブレーションを行い、そのデータと比較することで、検査対象の「推定肉厚」および「測定対象物までの距離」を測定します。

①「標準板厚」を入力する
②金属の無い部分でリファレンスを取る
③健全部でキャリブレーションを行う
④検査開始
用途に合わせた様々なプローブ
検査箇所の形状や用途に合わせて様々なプローブをご用意しております。また、ニーズに合わせて特注形状にも対応します。

印加コイルサイズ:100×100 mm
リフトオフ:大

印加コイルサイズ:φ34 mm
リフトオフ:小
動画
ベースモデルのライン用渦電流探傷器です。
センサーを非接触で検査ができます。
電磁誘導法を使っているので、水、油などに影響を受けずに金属表面の自動検査ができます。

仕様
型式 | SPEC-01 |
---|---|
検査方式 | 極低周波渦電流探傷法(ELECT) |
励磁 | 時分割励磁式 |
励磁電流 | 150 ~ 500 mA |
試験周波数 | 0.6、1、3、5、10、20、100、200、1000 Hz |
外部インターフェース | USB通信 |
動作環境 | 周囲温度: 0 ℃ - 40 ℃、湿度: 10 % - 85 % (結露無きこと) |
寸法 | 幅: 366、 高さ: 160、 奥行: 472 mm (キャリーケース) |
重量 | 約 9 kg |
電源 | DC 12 V、 2 A |
消費電力 | 約 24 VA |
連続使用可能時間 | 約 6 時間 |
付属品 | 専用バッテリー バッテリー接続ケーブル バッテリー充電ACアダプター ノートPC |
お問い合わせ
- 大阪本社
-
TEL:06-6612-8502
平日9:00〜18:00
(土日祝日休み) - 東京営業所
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TEL:03-5835-3741
平日9:00〜18:00
(土日祝日休み) - 中部営業所
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TEL:0566-63-6565
平日9:00〜18:00
(土日祝日休み)